英検準1級に合格するための筆記試験の理想的な時間配分を解説




英検準1級に合格するための理想的な時間配分を教えてください。


本記事ではそんな疑問を解決します。


筆者は英検準1級に1発合格しており、筆記試験の理想的な時間配分を理解しています。


英検準1級の筆記試験は90分であり、リーディングとライティングから構成されています。


問題を解くための時間配分を理解していないと、


  • 長文に時間を掛けすぎた

  • ライティングが中途半端に終わった

といった事態になります。


理想的な時間配分を知り、高点数を取れるようにしましょう。


本記事では、英検準1級合格のための理想的な時間配分を解説します。



英検準1級筆記試験の時間配分


英検準1級筆記試験の理想的な時間配分は以下の通りです。


大問1 短文の語句補充 15分
大問2 長文の語句空所補充 15分
大問3 長文の内容一致1問目 10分
長文の内容一致2問目 10分
長文の内容一致3問目 15分
大問4 英作文 25分

それでは、各パートについて詳しく解説していきます。



大問1の時間配分


大問1の短文語句空所補充問題は、15分で解きます


全部で25問出題されるため、1問30~40秒程度で解いていきます。


例年、25問のうち単語問題が21問、熟語問題が4問出題されます。


大問1は語彙問題であるため、1問1問に時間を掛けて解答すべきではありません。

知らない単語について考えても仕方ないため、分からなければ勘で答えて次に進みましょう。(答えがすぐに分からなくても、消去法で解答を導ける場合もあるため、選択肢には一通り目を通しましょう)


とはいえ、リーディング試験41点中25点が大問1の語彙問題になります。

ここでしっかりと点数を取ることが、合格にはとても大切です。


しっかりと語彙対策を行い、試験に臨むようにしましょう。



大問2の時間配分


大問2の長文の語句空所補充問題は、15分で解きます。


長文2題にそれぞれ3問ずつ空所補充問題があるため、全部で6問です。

1問2分半程度のペースで解くのが理想です。


長文の空所補充問題であるため、上から内容を理解しながら読んでいく必要があります。

空所前後の文まで読んだら、選択肢を見て解答するというように進めて行きましょう。



大問3の時間配分


長文の内容一致問題は35分で解きます。


長文は全部で3題あり、それぞれに掛ける時間は以下の通りです。

大問3 3段落構成 3問 10分
3段落構成 3問 10分
4段落構成 4問 15分

3問目は、4段落構成で文章量が多いため、15分掛けましょう。


基本的に、1段落目には1問目の答えが、2段落目には2問目の答えが、3段落目には3問目の答えがあります。

そのため、各段落を読み終えたら選択肢を見て解答するというように進めます。


長文は語彙レベルが高く内容も専門的なため、どうしても時間が掛かってしまいます。

しかし、長文で時間を掛けすぎて英作文に時間が取れないということがないようにしましょう。

長文問題の1点も、語彙問題(大問1)の1点も同じ1点です。


分からなければ、勘で解答して次に進む勇気も必要です。



英作文の時間配分


英作文には25分以上かけます。


英検準1級試験はリーディング、リスニング、ライティング(英作文)それぞれ750点満点の計2250満点です。

英作文1問で全体の3分の1を占めるため、しっかりと時間をかけて高得点を取ることが非常に重要です。


そのため、リーディングが終わっていなくても、英作文には最低25分の時間をかけるようにしましょう。

可能であればリーディング問題を早く終わらせ、その分英作文に沢山時間を費やしたいです。


英作文で大切なことは下記3点です。


  • 与えられたテーマに対する意見になっていること

  • エッセイの型に沿って書くこと

  • 文法間違いやスペルミスが無いこと

上記3点に注意すれば、難しい単語や文法を使わなくても高得点を狙えます。



まとめ


本記事では、英検準1級筆記試験の理想的な時間配分を解説しました。

大問1 短文の語句補充 15分
大問2 長文の語句空所補充 15分
大問3 長文の内容一致1問目 10分
長文の内容一致2問目 10分
長文の内容一致3問目 15分
大問4 英作文 25分

本記事を参考に、英検準1級対策を行い、合格に向けて頑張りましょう。


英検準1級の合格率はわずか〇%【えっ!そんなに低いの?】