本記事ではそんな悩みを解決します。
「英語ができるようになりたい!」と思って学習を始めても、
・なかなかできるようにならない
・成長を感じることできない
という悩みから、学習を断念してしまう人が沢山います。
そのような人は、英語学習に関する正しい認識・学習法を理解していない場合が多いです。
本記事では、英語を勉強してもできない・伸びない人の特徴を解説します。
これに当てはまる人は、英語学習に関する認識・学習法を改善し、英語力向上に繋げましょう。
英語ができない・伸びない人の特徴6個


英語ができない・伸びない人の特徴は下記6つです。
- すぐに上達するという勘違い
- 目標が無い
- 見るだけ・聞くだけの学習
- 色々な教材に手を出す
- 失敗を極端に恐れている
- インプットとアウトプットのバランスが悪い
それでは、1つずつ解説します。
すぐに上達するという勘違い

毎日1時間の勉強を2カ月行っているのに、全然上達しない。。
それはそうです。英語はすぐには上達しません。
英語力の向上を実感するためには、毎日数時間の学習を最低でも3カ月は継続する必要があります。
「1カ月で英語ペラペラに!」といった言葉は、基本信用しなくていいです。
英語学習はそんなに甘いものではありません。
筆者自身、英語学習を始めた当初は一向に英語力が伸びず、挫折しそうになりました。
毎日5時間以上の学習を3カ月継続して、ようやくTOEICが490→700となりました。
また、毎日オンライン英会話を50分以上行い、少し喋れるようになったかなと感じるまで3カ月でした。
すぐに効果が出ると思っていると、理想と現実のギャップから、挫折しやすくなります。
焦らず、一歩一歩進んでいきましょう。
目標が無い
英語学習に取り組むうえで、目標が無いと継続が難しいです。
「英語ができるようになること」を目標にするのではなく、「英語を習得した先に目標」があるといいでしょう。
「なんとなく英語ができたらいいな~」ぐらいの目標の人と、
「アメリカでエンジニアとして働きたい」という目標の人では、
後者の方が圧倒的に英語学習に対する意識が高くなります。
具体性を持つことです。
- 留学生と研究について英語で議論できるようになりたい
- 海外ドラマを字幕無しで見たい
- アメコミを読めるようになりたい
こういった目標でも、英語学習のモチベーションを維持するうえでとても有効です。
見るだけ・聞くだけの学習
よく英語学習方法で耳にするのが、見るだけ・聞くだけの学習です。
「洋画を見たり、洋楽を聞いたりすると英語力が向上する」と聞くと、簡単に英語の勉強ができそうな気がしますが、見るだけ・聞くだけでは無理です。
英語を聞くことに多少慣れることはできますが、大きく英語力を向上させることはできません。
見るだけ・聞くだけではなく、
- 分からない表現・単語を覚える
- シャドーイングを行う
- 実際に英会話で使う
など、そこから学び、吸収しようとすれば、洋画・洋楽での学習も効果があります。
色々な教材に手を出す
勉強をしていると、ついつい色々な教材に手を出したくなりますが、
1冊の教材を徹底的にやりこむ方が効率的です。
中途半端な状態で次に進んでも、定着せず、時間が経つと忘れてしまいます。
1冊の教材を何度も繰り返し行い、完璧になったと思ったら次の教材に取り組みましょう。
筆者の場合、単語帳を何周も繰り返し行うため、ボロボロになります。↓

失敗を極端に恐れている
英語学習において実際に話すことは非常に重要です。
しかし、英語がなかなかできるようにならない人・伸びない人は、失敗を極端に恐れています。
失敗を恐れていると、英語を話すとき、
「文法間違えたらどうしよう」
「発音変だったらどうしよう」
という思いから、喋ることをためらってしまいます。
しかし私たちは英語勉強中の身です。間違えながら成長していくのです。
最初から失敗0なら、勉強する必要ないです。
どんどん間違えていきましょう。失敗を恐れていてはもったいないです。
筆者はオンライン英会話で、フィリピン人の先生と英語を話しますが、
先生ですら、たまに英語を間違えています。
話していると、「文法がおかしいな」という場面はあります。
でもそんなことはまったく気にせず、ガンガン英語を喋っています。
先生ですら間違えるのに、学習中の私たちが失敗しないなんて無理な話です。
インプットとアウトプットのバランスが悪い
英語がなかなかできるようにならない人は、
「インプット」と「アウトプット」のバランスが悪い場合があります。
多くの日本人は「インプット」≫「アウトプット」となっており、読める・書けるけど話せない状態となっています。
単語や表現を覚えたら、それを英会話などで実際に使い定着させることが大切です。
また、「アウトプット」≫「インプット」となっている場合があります。
つまり、オンライン英会話などを受講するだけで満足してしまい、自分での学習が足りていないのです。
表現の幅を増やすために、自分でインプットしていくことが大切です。
自分の知らない英語は使うことができないですからね。
英語学習において、「インプット」と「アウトプット」のバランスは非常に重要になります。
英語学習初期の頃は、インプットメイン(インプット9割程度)の学習になります。
最初は、基礎的な文法や単語を沢山詰め込む必要がありますからね。
基礎的な英語学習が終われば、徐々にアウトプットの量を増やしていきます。
筆者の場合、英語学習1年目はインプット8~9割、2年目はインプット6割程度、3年目はインプット5割程度の割合で学習しています。(あくまで目安ですが)
まとめ
本記事では、英語ができない人・伸びない人の特徴を解説しました。
- すぐに上達するという勘違い
- 目標が無い
- 見るだけ・聞くだけの学習
- 色々な教材に手を出す
- 失敗を極端に恐れている
- インプットとアウトプットのバランスが悪い
これに当てはまる人は、英語学習に関する認識・学習法を改善し、英語力向上に繋げましょう。
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英語の勉強を頑張っているけど、全然できるようにならないです。