本記事では、こういった疑問を持つ方向けの記事になります。
本記事では、Pythonをゼロから学習して副業で稼げるレベルのスキルを付けるためにやるべきこと、副業案件の獲得方法などを紹介します。
Pythonをゼロから学習して、1ヶ月後に副業で少し稼げるようになった話

私がPython学習を始めたとき、
「まずは自分で案件を取ってお金を稼げるレベルのスキルを身につけること」を目標にしました。
Pythonを学習する前のプログラミング経験としては、
大学時代の研究で、C++、MATLABを少し触ったことがある程度でした。
とはいえ、自分で一から何か作ったワケではなく、過去に先輩が作ったコードを少し変える程度でした。
こんな私がゼロから1ヶ月間Python学習し、副業案件で稼げるようになりました。
やったことは、スクレイピングです。
そしてどのぐらい稼げるようになったかというと、
ゼロから約1ヶ月間の学習では、9000円/月程度です。
✔️ 1ヶ月の学習後に、私が受けた案件(期間:1ヶ月)
- サイト情報のスクレイピング4件:7500円
- seleniumを用いた動作確認プログラムの作成:1500円
月9000円程度なので、正直、そんなに稼げないです。
「この程度か。。」と思われた方もいるかもしれませんが、
Pythonスキルゼロだった私が、自分で案件を取ってお金を稼げたことは、大きな喜びでした。
Pythonスキルを更に向上させれば、より大きなお金を生み出せるという自信にもなりました。
スクレイピングとは
スクレイピングとは、Web サイトで公開されている情報の中から特定の情報だけを抽出する技術のことです。
これにより、手動でデータを収集する際にかかる手間や時間を、大幅に削減できます。
例えば、以下のようなサイトから会社名と本社住所を抽出して、Excelにまとめる、といったような作業です。
会社情報が大量にある場合、手動で作業すると膨大な時間が掛かってしまいます。これを、スクレイピングで自動化します。

なぜスクレイピング?
理由は、比較的簡単だからです。
Pythonで稼げる副業案件には、
- WEBアプリ開発
- データ分析&AI開発
などもあります。
しかしこれらは、スクレイピングと比較して、学習負荷がかなり高いです。
WEBアプリ開発の場合、データベース、HTML/CSS/Javascriptなどのフロントエンド周り、Django(or Flask)、Webの基本的な知識などの学習が必要になります。
データ分析&AI開発の場合、統計学、数学、機械学習などの学習が必要になります。
これらを、Pythonをゼロから学び1ヶ月で副業案件獲得レベルにするのは難しいです。
一方、スクレイピングの場合、
Pythonの基礎文法に加えて、HTML/CSSの基本と、スクレイピングに必要なライブラリをいくつか学べばできるようになります。
比較的簡単なので、挫折しにくいです。
Pythonで副業するためにやったこと

Pythonで副業するためにやったことは、下記4点です。
- Python基礎学習
- Python基礎演習
- HTML/CSSの学習
- Pythonスクレイピング学習
1つずつ、具体的に解説していきます。
Python基礎学習
最初は、Pythonの基礎学習を行います。
- 文字列
- 変数
- リスト
- 辞書
- if文
- for文
などなど、学習することは沢山ありますが、Youtubeで一通り学べます。
はやたすさんのyoutube動画【Python入門】で学習することをおすすめします。↓
私は1日5時間程度の学習を行い、1週間で2周しました。
1周目→動画見ながら、自分もコードを書いて学習
2周目→復習感覚で、動画見るだけの学習
注意事項としては、文法を覚えようとする必要はないです。
プログラミングは、何度も書いていると自然と覚えていくものです。
この段階では、
Pythonを使ってこんなことができるのかーとなんとなく理解できていればいいです。
Python基礎演習
Pythonの基礎学習が終わったら、演習問題で知識をアウトプットしていきます。
インプットだけではなかなか学んだことが定着しません。
そこで、演習問題でしっかりとアウトプットしていきましょう。
Udemyのこちらの講座がおすすめです。

Progateの次に学ぶ!Python演習問題100問パック!〜データ型・制御構文編〜
本講座をしっかり取り組むことで、Pythonでよく使う基礎文法で困ることはなくなります。
私は、1日5時間程度の学習を行い、1週間で2周しました。
Python基礎文法を「知っている」状態から、「使える」状態にできました。
HTML/CSSの学習
スクレイピングは、HTML/CSSで構成されているWebページから、情報抽出を行います。
そのため、HTML/CSSの基礎知識は必要になります。
既にHTML/CSSがある程度読める方は、改めて学習する必要はないです。
HTML/CSSの知識に不安な人は、「Progate」のHTML・CSSコース初級編、中級編をやれば十分かと思います。
私は1日2時間程度の学習を行い、1週間で2周しました。
Pythonスクレイピング学習
ここまで来たら、ついにスクレイピング学習です。
Udemyのこちらの講座がおすすめです。

【4つの実案件で学ぶ!】Python Webスクレイピング完全パック|BeautifulSoup, Selnium
演習メインになっており、実践力も付けることができる有用な講座です。
私は1日3時間程度の学習を行い、1週間で1周しました。
本講座での学習が終われば、スクレイピング案件を受注できるレベルになっています。
本記事で紹介したYoutubeやUdemyは、全てはやたすさんの講座ですが、これはとても分かりやすいからです。
また、同じ人の講座を使っていれば、人によってコードの書き方が微妙に違って困惑するといったことも無いです。
Python副業案件の獲得方法

私が利用したサービズは、以下3つです。
どれも副業マッチングサービスとして有名です。
✔️ ランサーズ
日本最大級のクラウドソーシングサービスで、数多くの案件が募集されています。副業や未経験者向けの案件が、案件の60%を占めています。短期で行える仕事や、30分だけオンライン上で相談にのる仕事などがあります。
無料会員登録>> ランサーズ
✔️ CrowdWorks
日本最大級のクラウドソーシングサービスで、数多くの案件が募集されています。仕事のやり取りをすべてインターネット上で行えるため、いつでも、どこでも働けます。さらに、匿名で仕事をできるため、副業がしやすいです。
無料会員登録>>CrowdWorks
✔️ ココナラ
自分の「得意なこと」をネット上で販売できます。仕事や趣味などで培ったスキルを出品し、それが購入されると収入を得ることができる仕組みです。
無料会員登録>>ココナラ
これらに登録して、「スクレイピング」と検索して仕事を探し、自分の能力でできそうであれば応募してみましょう。
とはいえ、未経験で実績が無ければ、受注するのは結構難しいです。
そこで、
- プロフィールを充実させる
- 低めの報酬設定で応募する
- 応募文をしっかり書く(自己紹介、能力・スキル、納期など)
この辺りを意識して応募していけば、少しずつ受注できるようになってきます。
受注件数が増えてくると、信頼度も増していくので更に受注しやすくなってきます。
まとめ
本記事では、
Pythonをゼロから学習して、副業で少し稼げるようになるための学習法などを解説しました。
ゼロから少しでもお金を稼げるようになるというのは、大きな進歩です。
また、更なる学習のモチベーションにも繋がります。
・Pythonで副業してみたい
・スクレイピングに興味がある
こういった方々はぜひ本記事を参考に、Python学習に挑戦してみてください。
Pythonを学習して、副業で稼げる程度のスキルを身につけたい。