本記事ではそんな悩みを解決します。
瞬間英作文はスピーキングの練習として効果的な学習方法の1つであり、
英語脳を鍛え上げ、自分の伝えたいことを瞬時に英文にすることができるようになります。
しかし、瞬間英作文は継続できずにやめてしまう人が沢山います。
成果を出すためには、継続学習が必須です。
本記事では、これまで10冊以上の教材をやってきた私が、瞬間英作文を継続するコツを解説します。
瞬間英作文が続かない理由

瞬間英作文は効果的なスピーキング練習法ですが、継続が難しいです。
理由は下記3つです。
- 単純な反復作業で面白くない
- 時間がかかる
- ゴールがよくわからない
1つずつ簡単に解説します。
単純な反復作業で面白くない
瞬間英作文は、1冊を完璧になるまで繰り返し行う必要があります。
「日本文→英文」という単純な練習を何度も行うことに、面白くないと感じて辞めてしまう人が結構います。
- ありがとう
→ Thank you. - これはペンです。
→ This is a pen. - これは私の父がくれたペンです
→ This is a pen which my father gave me.
このような練習を、1冊に含まれるすべての文で行っていきます。
800文程度含まれている教材もあり、多くの人が大変だと感じてしまいます。
時間が掛かる
1冊の教材を完璧にしようと思ったら、20~30周程度繰り返す必要があります。
さらに単語帳とは異なり、瞬間英作文は文章の組み立てが必要であるため、負担が重いです。
教材のレベルにもよりますが、1冊終わるのに2~3カ月程度掛かります。
同じ教材を2~3カ月繰り返す忍耐力・継続力が必要になります。
ゴールがよく分からない
瞬間英作文は、
「スラスラ言えるようになった」と感じるまで繰り返し行います。
しかし、
- スラスラってどの程度?
- 1冊の教材を何周行えばよいか?
- 教材を何冊行えばよいか?
と、このようにゴールが明確でなく、何を目指して学習を進めて行けばよいか分からなくなります。
「スラスラ言えるようになった」と感じるようになるのは、勉強量や英語力によって変わりますが、
目安は20周程度と考えておくとよいでしょう。
こちらの記事で、瞬間英作文の回数について解説しています。参考にしてください。
瞬間英作文を継続するコツ

瞬間英作文を継続するコツは下記3つです。
- 英会話でアウトプットする
- 完璧を目指さずどんどん進む
- すぐには成長しないと割り切る
それでは、1つずつ解説します。
英会話でアウトプットする
瞬間英作文でインプットした表現を、オンライン英会話等で実践しましょう。
語学学習は、インプットだけを行うよりも、実際の会話でアウトプットをした方が面白いです。
瞬間英作文で学んだ表現を実際の会話で使えると、「楽しい、嬉しい」と感じ、モチベーションアップに繋がります。
さらに、語学学習はインプットとアウトプットのバランスが重要であるため、
英会話でのアウトプットも学習に取り入れることで、学習効率も大幅にアップします。
完璧を目指さずどんどん進む
瞬間英作文は、
1文に時間を掛けると1冊終わらせるのに膨大な時間が掛かり、途中で嫌になってしまいます。
そして1冊終わらせることができても、もう1度見た時にほとんど覚えていません。
1度で完璧にしようとせず、スピードを意識してどんどん進めることが大切です。
日本語から英語に訳そうとして1文に時間を掛けるぐらいなら、すぐに答えを見てしまいましょう。
答えを見ながらでも、何度も繰り返し行うことで徐々に定着していきます。
1文30秒ぐらいでもOKです。
すぐには成長しないと割り切る
瞬間英作文は、何度も繰り返し練習することで、少しずつ効果を実感してきます。
しかし、最低でも数カ月は必要です。
英語はすぐには上達しないと割り切りましょう。
すぐに効果が出ると思っていると、理想と現実のギャップから、挫折してしまいます、
焦らず、一歩一歩進んでいきましょう。
継続すれば、少しずつ必ず成長していきます。
まとめ
本記事では、瞬間英作文を続けるのが難しい理由、継続するコツを解説しました。
継続するのは大変ですが、
瞬間英作文は効果的なスピーキングの練習方法であるため、本記事で紹介した方法を実践し、英語力を高めましょう。
瞬間英作文がつまらない、もう辞めたいです。どうしましょう