成果が出る瞬間英作文のやり方!【大切なポイントを4つ紹介】




瞬間英作文をやろうとしている人

失敗したくないので、瞬間英作文の正しいやり方を知りたい。


本記事ではそんな疑問を解決します。


本記事を書いている私は、英語力向上のために瞬間英作文教材を10冊以上やりました。

ボロボロの英語力から、TOEIC925点、英検準1級を取得しました。

効果的な瞬間英作文のやり方を理解しています。





成果が出る瞬間英作文のやり方【大切なポイントを4つ紹介】


大切なポイントは。以下4つです。



  • 1冊を分割し、セグメントごとに繰り返し行う

  • スピードを意識してどんどん進む

  • 使っている場面をイメージして音読する

  • アウトプットする場を用意する


1つずつ解説していきます。




1冊を分割し、セグメントごとに繰り返し行う


瞬間英作文教材は、1度に全てを行うより、分割してセグメントごとに行った方がいいです。


理由は、1周目で全ての文に目を通したとしても、2周目でほぼ覚えていない場合が多いからです。


当然ですが、繰り返し行う間隔を短くした方が、記憶には定着しやすいです。

さらに、「1周したのに全然成長してない。。」と感じてしまい、挫折しやすくなります。


筆者の場合は1冊を3、4分割ぐらいします。


1セグメントを5周ぐらい行う → 次のセグメントを5周ぐらい行う → ・・・


このようなステップで学習を進めます。


このやり方は学習効率が高く、成長も感じやすいため、モチベーション維持にも繋がります

なので、1冊を分割し、セグメントごとに繰り返し行いましょう。



スピードを意識してどんどん進む


瞬間英作文は1文に時間をかけるよりも、スピードを意識してどんどん進めることが大切です。


理由は、1文に時間を掛けると1冊終わらせるのに膨大な時間が掛かり、途中で嫌になってしまうからです。


私自身、瞬間英作文のやり方が分かっていなかった頃は、1文1文に時間を掛けて教材を進めていました。

すると、教材を1周するのに膨大な時間が掛かり、

「いつまで経っても終わらない、しんどい。。。」となっていました。


しかも、再度見返した時に、意外と覚えていないのです。


分からなければすぐに答えを見る、よくわからない英文があっても深く考えずに進む、とりあえず1周することが大切です。



よくある質問:「でも、そんなにぽんぽん進んだら、定着しないのではないですか?」


問題なしです。


理由は、何度も繰り返し行うことで、自然と長期記憶として刷り込まれていくためです。


自分の携帯番号や住所などは、覚えようとしなくても自然と覚えていますよね。

なかなか忘れることもできないはずです。

これは、何度もそれらを目にすることで、自然と長期記憶として刷り込まれていったのです。


英語学習にもこれは適用できます。


スピードを意識して進んでも、何度も教材を繰り返すことで自然と定着していきます。

1文30秒ぐらいでOKです。




使っている場面をイメージして音読


使っている場面をイメージしながら音読しましょう。


理由は、その方が断然、記憶に定着しやすいからです。

さらに、イメージしながら練習しておくと、同じ状況になったときにパッと出てきます。


私はオンライン英会話で、実践練習をしていますが、

瞬間英作文でイメージしながら練習したことは、同じような状況の会話になった時にパッと口からでてきます。


学習したことが実践で使えると、嬉しいです。


せっかく沢山インプットしても、それを実際に使えなかったらもったいないですよね。


実際に使えるようになることが重要なので、

そのためには、イメージしながらの練習を意識することが大切です。


音読も忘れないようにしてください。

視覚だけでなく、音読をして学習することで、得られる効果は段違いになります。




アウトプットする場を用意する


瞬間英作文で学習したことを実践できる場を用意しましょう。


理由は、以下の通りです。


  • 英会話には、やはり実践が必要不可欠

  • モチベーション維持に繋がる


1つずつ、解説します。



英会話には、やはり実践が不可欠


正直、瞬間英作文だけで英語ペラペラは厳しいです。


何事もインプットだけでは、実践的な力は身につきません。


数学の公式や問題の解き方を沢山インプットしても、実際に問題を解かなければ、なかなか数学の力は向上しません。

イラストの描き方を本でたくさん学習しても、実際に描く練習をしなければ、上達しません。


英語学習もこれと同じで、

インプットしたものを実際で使わなければ、英会話はできるようになりません。


なので、瞬間英作文で学習した内容をアウトプットできる場を用意して、実際の会話でばんばん使っていきましょう。



✔️ アウトプットする場って例えばなに?

色々あります。



  • オンライン英会話

  • 英会話スクール

  • 英会話カフェ

  • 外国人の友達と話す

  • 観光ボランティア


わたしのおすすめは、「オンライン英会話」です。

理由は、以下の通り。


  • 安くて便利

  • 日常会話だけでなく、ニュースや社会問題に関して議論できる


オンライン英会話については、こちらの記事で紹介しています。興味のある方は参考にしてみてください。



モチベーション維持に繋がる


アウトプットする場があれば、モチベーション維持にも役立ちます。


わたしの場合、

「この表現、次の英会話で使えそう、使ってみよう」と思うことがよくあり、そしてそれを実際に英会話で使えると、達成感、成長している感を得られます。


学習したことが実践で使えると嬉しいです。


この気持ちが、次の学習意欲を駆り立てます。




瞬間英作文のやり方【実際の手順を紹介】

瞬間英作文のやり方【実際の手順を紹介】

実際の手順を紹介します。

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を使って紹介します。

↓こちらの教材ですね。

どんどん話すための瞬間英作文教材

その他の教材も、紹介する手順と同様に取り組めばよいです。



手順1.まずはセグメント分割


前述しましたが、教材はまとめて1冊やるより、セグメント分割して、各セグメントごとに行う方がよいです。


本書の場合、予め3パート構成になっているので、それに従い進めていきます。

1パート200〜300文程度あります。


「300文多いな。。」と感じる方は、もっと分割して問題なしです。


自分に合った分量で分割して、行いましょう。



手順2.以下の手順で1セグメント5周程度行う



✔️ STEP1. 日本語の例文を見る


✔️ STEP2. 英文を作り、口から出す

答えを見る前に自分で英文を作ります。


ここで大切なのは、考えすぎない、時間を掛けすぎないことです。


5秒考えて出てこないなら、STEP3に進みましょう。

スピーディに取り組むのが上達のコツです。



✔️ STEP3. 答えを見る

答えを見て英文を確認します。


瞬間英作文教材は、基本そんなに難しい英文ではないので、答えを見て「なるほど。」となる場合が多いです。


ただ、文法構造が理解できないものがあれば、そこは調べて理解するようにしましょう。



✔️ STEP4. 正しい英文を音読

音読して、口に慣らしましょう。

音読は1回でもいいです。


しっくりこなければ、数回音読して練習しましょう。



手順3.各セグメントを、手順2と同様に5周程度行う。



手順4.全セグメント終えたら最初に戻り、再度セグメントごとに練習する。


再度セグメントごとに練習するときは、2〜3周でよいです。


1度5周しているので、割と記憶に残っているはずです。

復習感覚で取り組めば十分なので、2〜3周でOKです。



手順5.1冊通して、繰り返し練習する


ここまできたら、1冊通してやりましょう。


日本語を見て、瞬時に英語に切り替えられるようになるまでやりましょう。

目安は、2、30周ぐらいです。


これは教材の難易度によっても変わるので、自分の感覚で決めましょう。




よくある質問①:CDは使った方がいい?


使った方が、よいです。


発音確認と、教材だけとは一味違った練習ができるからです。


英文を見て正しい発音を知りたいときにCDを聞いて発音確認ができます。


また、瞬間英作文の教材の多くは、CD音声が「日本語→ポーズ→英語」という流れになっています。

CDで日本語を聞いて、ポーズの間に英文に切り替えるという練習をすれば、教材だけで練習をするより、更に英語の瞬発力が向上します。

ただ、学習初期の頃は、このポーズの間に英文を作るという練習は難しいです。


なので、「手順5.1冊通して繰り返し練習する」で、

教材での学習はもう十分だと感じたらCDでの学習にも取り組んでみましょう。




よくある質問②:アプリの場合のやり方は?


教材と同じです。


ただ、アプリの場合は以下のような便利な機能があるので上手く活用するとよいです。


  • シャッフル再生機能
    →「手順5. 1冊通して繰り返し練習する」で、慣れてきたらシャッフル機能を活用して、より定着度をあげましょう。

  • 復習したい英文チェック機能
    →「難しいな。。」と感じる英文をチェックして重点的に復習しましょう。これも手順5で活用するといいでしょう。