本記事ではそんな疑問を解決します。
TOEICは日本で最も有名な英語試験であり、900点と聞くと、多くの人がその点数に驚くはずです。
それだけ900点というのは珍しく、インパクトのある点数なのです。
本記事では、公開テストとIPテストそれぞれの試験での、900点以上の割合を紹介します。
また、900点以下の点数について、各点数が上位何%に入るのかを解説します。
TOEIC900点の割合は?【公開テスト】

公開テストにおけるTOEIC900点以上の割合は3.4%です。
上記データは2018年度(2018年4月~2019年3月)のTOEIC公開テスト受験者のスコア分布です。
895~の割合ですが、900~とほぼ同じと見ていいでしょう。
3.4%ということは、100人受験して3、4人という少なさです。
TOEIC公開テスト受験者は、
自らお金を払って試験を申し込み、休みの日に受験する、英語学習に対する意識の高い人が多いです。
その中での3.4%なので、狭き門だということが分かります。

900点を取得している人の英語力って実際どのぐらいなんですか?
こちらの記事で、TOEIC925点の筆者の英語力を紹介しています。
参考にしてください。
TOEIC900点の割合は?【IPテスト】

続いて、IPテストのTOEIC900点以上の割合を紹介します。
IPテストの900点以上の割合は、1.4%です。
上記データは2018年度(2018年4月~2019年3月)のTOEICIPテスト受験者のスコア分布です。
1.4%ということは、100人受験して1、2人という少なさです。

公開テストのスコア分布と結構違いますね。

これは、試験を受ける人のやる気の違いによるものです。
公開テストと違い、
IPテストは企業や学校が、英語嫌いな人やTOEICに興味のない人にも半強制的に受験させることがあります。
その結果、IP試験における900点以上の割合が低くなっています。
TOEIC900点の割合は?【公開+IPの全受験者】

公開テストとIPテストのデータを1つにまとめた、TOEIC全受験者のスコア分布データも紹介します。

公開テスト・IPテストを区別せず、2018年度にTOEICを受験した全ての人のうち、900点以上が上位何%か見てみましょう。
TOEIC全受験者のうち、900点以上の割合は2.3%です。
2.3%ということは、100人の受験者のうちわずか2人です。

900点以上を取得できる人は僅かで、すごい点数だということが分かりますね。
TOEIC各点数の割合は?【自分は上位何%?】

TOEIC各点数取得者の割合をまとめて紹介します。
自分の点数が受験者の上位何%に入るか、確認してみてください。
点数 | 公開 | IP | 全体 |
895~ | 3.4% | 1.4% | 2.3% |
845~ | 7.5% | 2.8% | 4.8% |
795~ | 13.0% | 4.9% | 8.4% |
745~ | 19.7% | 7.7% | 12.9% |
695~ | 27.6% | 11.5% | 18.5% |
645~ | 36.6% | 16.5% | 25.3% |
595~ | 46.6% | 23.0% | 33.4% |
545~ | 57.0% | 31.1% | 42.5% |
495~ | 67.2% | 40.6% | 52.3% |
445~ | 76.6% | 51.4% | 62.5% |
395~ | 84.9% | 62.9% | 72.6% |
まとめ
本記事では、TOEIC900点以上の割合、各点数が上位何%に入るのか解説しました。
TOEIC900点は狭き門ではありますが、目指す価値、メリットは沢山あります。
皆さんも自分の英語力を磨き、TOEIC900点にチャレンジしてみてください。
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