本記事では、そんな疑問を解決します。
筆者はTOEIC925点取得しています。

TOEIC900点は英語学習者の1つの大きな目標で、到達したいと考えている方は多いです。
しかし受験者の上位3%という狭き門であり、なかなか到達できないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、筆者が2カ月の学習で820点から925点にしたときに使用したおすすめのTOEICの参考書を紹介します。
この記事は、TOEIC700~800程度のスコアを取得できる英語力を持っている方向けになります。
そのため、基礎文法は理解している前提で、文法書の紹介は省略します。
TOEIC900点の壁を突破するためのおすすめ参考書


TOEIC700~800程度ある方が900点を突破するためにやるべき参考書は、2種類だけです。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
- 公式問題集
すでにTOEIC700~800取得可能な方は改めて文法学習をする必要はないです。
900点を突破するためにやるべきことは、
- TOEICでよく出題される単語を完璧にする
- 公式問題集を解きまくる
この2点だけです。
TOEIC対策本の種類は膨大で、多くのサイトで色々な教材が紹介されており、結局どれをすればいいのか分からないという方も、本記事で紹介する教材だけで十分900点は狙えます。
筆者自身、上記2種類の教材を2カ月間行うだけで、TOEIC820点→925点となりました。
それでは、1つずつ解説していきます。
TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
TOEICでは、ビジネスコミュニケーションに必要な語彙力が求められます。
そのため、受験英語として学習してきた単語(例えばDuoやターゲット)ではカバーできない領域もあります。
逆に言うと、TOEICで出題される単語の範囲はある程度決まっているで、TOEIC対策に特化した単語帳を1冊完璧にすればOKです。
そこでおすすめなのが、TOEIC対策用単語帳として非常に有名な、通称「金フレ」です。
何度も990点満点を取得した著者のTEX加藤さんが、覚える必要のある単語をまとめた単語帳になります。
そのため、TOEICでよく出題される英単語を効率よく学習することができます。
↓TOEICによく出る部署・職業名をまとめたページもあります。

「金フレ」は4つのセクションで構成されています。
600点レベル | 400語 |
730点レベル | 300語 |
860点レベル | 200語 |
990点レベル | 100語 |
900点以上を目指すためには、もちろん全てのセクションを完璧にしましょう。
この1冊を完璧にすれば、TOEICで分からない単語がほとんど無くなります。(さすがに10個ぐらいは出てきますが)
単語帳の見出し語だけでなく、派生語も覚えるようにしましょう。
↓見出し語の右側に派生語も掲載されています。

単語を見た瞬間に意味が頭に浮かぶようになるまでやりましょう。(書けるようになる必要はないです。)
速読勝負であるTOEICでは、単語の瞬時理解が非常に重要になります。
具体的な単語の覚え方はこちらの記事を参考にしてください↓
公式TOEIC Listening&Reading問題集
「金フレ」を使って単語を完璧にしたら、公式問題集を使って実践をしましょう。
TOEICの試験を模した練習問題教材は沢山出版されていますが、「公式」が最も本番のクオリティに近いです。
公式問題集を行うときは、本番と同じ時間、環境(マークシートを使う、周囲は無音)で取り組みましょう。
そして解き終わったら復習を徹底的に行います。
これを繰り返し行うことで、かなりの力が付きます。
現在公式で出版されている問題集は、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 1~7」「TOEICテスト 公式問題集」の計7冊です。
現在の出題内容に最も近い、最新の問題集から取り組みましょう。
取り組む順番↓ | |
1. | 公式問題集 7 |
2. | 公式問題集 6 |
3. | 公式問題集 5 |
4. | 公式問題集 4 |
5. | 公式問題集 3 |
6. | 公式問題集 2 |
7. | 公式問題集 1 |
8. | TOEICテスト 公式問題集 |
1冊に2回分の試験が含まれているため、7冊行えば計14回取り組めます。
理想を言えば14回分全て行いたいですが、時間が限られていると全てに取り組むのは難しいかもしれません。
復習にすごい時間がかかりますしね。
その場合は、無理に全てに取り組む必要はないです。
復習を疎かにして、全ての問題集に取り組むより、1回1回の復習をみっちり行いましょう。
筆者自身、当時販売されていた6冊全ての教材(当時は公式問題集5が最新)を買いましたが、「TOEICテスト公式問題集」は時間が無くてできませんでした。
それでも、計10回分の試験問題に取り組み、1回1回の復習に時間を掛けて行うことで、結果は出ました。
TOEICおすすめ参考書まとめ
本記事では、TOEIC700以上の方が900点を突破するためにやるべき参考書を紹介しました。
- TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
- 公式問題集
やるべき教材の種類はたった2種類です。
多くのサイトで色々な教材が紹介されており、結局どれをすればいいのか分からないという方も、本記事で紹介した教材だけで十分900点は狙えます。
本記事を参考にTOEIC900点を目指して学習に取り組みましょう。
TOEIC全問解くための時間配分【各パートにかける時間解説】
TOEIC700~800ぐらいは取れたけど、900点の壁を突破したい。おすすめの参考書を教えてください。