「TOEICなんて受ける意味ない」は間違いだった【925点取得した筆者の感想】




TOEICって受験する意味あるの?


本記事では、そんな悩みを解決します。


TOEICは日本国内で最も有名な英語試験の1つであり、学校や会社で受験した経験のある方も多いでしょう。


しかし、半強制的に受験させられ、TOEIC学習に対してモチベーションが上がらない方も多いでしょう。

筆者自身、「TOEICなんて受ける意味ない」と思いながら、

学生時代に何度もTOEICを受験させられました。


しかしTOEIC700点を取ってから、TOEICを受ける意味を感じるようになり、学習を継続することで、925点まで取得することができました。

TOEICスコア
TOEIC925点取得時のスコアレポート

本記事では、TOEICを受ける意味がないと感じてしまう理由、そしてTOEICを受験する意味を解説します。



TOEICを受ける意味が無いと感じる理由

多くの人がTOEICを無駄だと感じてしまう理由は下記3つです。



  • 高得点を取っても喋れない

  • 試験対策のための勉強

  • 英語を使って仕事をしない


それでは、1つずつ解説します。



高得点を取っても喋れない


TOEICで点を取っても喋れなかったら意味がない


これは、多くの人が聞いたことがあるでしょう


日本でよく受験されるTOEICは、リスニングとリーディングから構成されるため、スピーキングの向上には大きく役立ちません。


TOEICで点数を取るための勉強だと、喋れるようになるのは難しいでしょう。

事実、TOEICで800点や900点を取っても喋れないという人は沢山います。


そのため、英語を喋れるようになりたい人にとって、TOEICはただの試験で価値が無いと感じてしまいます。



試験対策のための勉強


TOEICは所詮、英語の試験です。


そのため、出題傾向を把握し、点数を取るコツを知れば、それだけで点数は伸びます。

英語を喋れるようになることを目的とする人にとって、

試験の点数を伸ばすためにテクニックを学ぶというのは、無意味だと感じてしまいます。


そして800、900点レベルを目指そうとすると、テクニックに加えて、TOEIC用の単語帳や公式問題集など、「TOEICのための勉強」に時間を掛けて取り組む必要があります。



英語を使って仕事をしない


TOEICはビジネス英語能力を測るための試験です。

仕事で英語を使わない・使う予定の無い人にとっては、ビジネス英語を学ぶ意味を感じることはできないでしょう。


TOEICの学習をしていても、実際に使う場面を想像できず、なかなかモチベーションが上がりません。



TOEICを受験する意味

「TOEICを受ける意味はない」は間違いだと個人的には思っています。

筆者はTOEICを何度も受験する中で、いくつかの受ける意味を感じました。

下記4つです。



  • コスパ最高(簡単だが、威力がある)

  • 英語学習のモチベ維持

  • 継続力・忍耐力がつく

  • 自信に繋がる


それでは、1つずつ解説します。



コスパ最高(簡単だが、威力がある)


TOEICは簡単に点数が取れるにも関わらず、資格としての威力はすごいです。


勿論学習自体は大変ですが、出題形式を知り、対策本をしっかりと行うことで、割と簡単に点数が伸びます。

そしてTOEICで高得点を取得すると、その資格としての威力は凄いです。


あくまで日本国内での話ですが、以下のようなメリットがあります。


  • 就職・転職に有利になる

  • 昇進・昇給に有利

  • 周囲から凄いやつだと思われる


TOEICは多くの人が知る英語試験であるため、その凄さも周囲に伝わりやすいのでしょう。


筆者自身、TOEIC770点で就職活動を行った際、多くの面接官から

「英語凄いね、どうやって勉強したの?」

と聞かれました。


TOEICの点数が、多少有利に働いたと思います。

その後900点を取得し、会社内で「英語ができる凄いやつ」と噂になっていたようです。



英語学習のモチベ維持


英語学習は長期間の継続が必要であり、なかなか成長を実感できません。


そのため、「英語を喋れるようになりたい!」という思いで英語学習に取り組んでいても、モチベーションが維持できず、学習を辞めてしまう人が沢山います。


そこで、自分の英語能力を数値化できるTOEICを活用することで、モチベーションを維持することが容易になります。


自分の英語レベルに合わせて目標点を設定しましょう。

目標が明確になると、勉強のやる気がアップします。

そして、そのその目標点を取得できると、喜びと達成感からモチベーションが更にアップします。


TOEICを上手く利用することで、英語学習に対するモチベーションを維持することができます。



継続力・忍耐力がつく


TOEICで800、900点レベルの点数を取得するためには、かなりの勉強時間が必要になります。

そして勉強しても点数が伸びない・時には下がってしまう、なんてことも学習の過程ではあるでしょう。


TOEICで800、900点を目指すという目標を掲げても、途中で挫折をしてしまう人がほとんどです。

そんな中、諦めず目標点を取得することができれば、かなりの継続力が身に着きます。


そしてこの成功体験は、その後の人生にとても良い影響を与えます。

目標に対してなかなか結果が出なくても、

「継続すれば達成できる」

というポジティブな気持ちで、あらゆる事柄に取り組めます。



自身に繋がる


TOEICで高得点を取得することができると、自分に自信がつきます。


英語学習を継続し、高得点を取得できるのは一握りの人だけです。

TOEICに限った話ではないですが、努力の結果成功をつかむと、大きな自信になります。


筆者はTOEIC900点を取得した際、


  • 自分でもやればできるんだ

  • この部署で1番英語ができる

  • 海外でも生きていける

このような自身がつきました。



まとめ


「TOEICを受ける意味はない」は間違いだと個人的には思っています。


筆者はTOEICを何度も受験する中で、いくつかの受ける意味を感じました。


筆者は英語学習を3年以上継続し、自分の自信になる英語力を身に着けましたが、TOEICはそれに大いに役立っています。

「TOEICなんて受ける意味が無い」と感じている人も、TOEICという試験を利用するつもりで、学習を頑張ってみるのもいいと思います。


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