ある日Wordpressの管理画面を開くと、こんな画面が、、

「PHPの更新を推奨」との指示がありました。
「PHPの更新についてさらに詳しく」を詳しく見てみると、
- Webサイトがより速くなる
- セキュリティが強化されてより安全になる
との理由でPHP更新が推奨されているようです。
サイト表示が速いと、検索エンジンの評価アップ、訪問者の離脱率ダウンに繋がります。
セキュリティを強化すると、ハッカーからの攻撃に対してより安全になります。
ということで、PHPの更新を行いました。
本記事では、WordpressでPHPを更新する手順を紹介します。(エックスサーバーの方向けです)
WordPressでPHPを更新する手順【エックスサーバー向け】

手順は以下の通り。
- WordPress本体、テーマ、プラグインをアップデート
- PHPの互換性をチェック
- サイトのバックアップを作成する
- PHPを更新
- WordPressの動作確認
WordPress本体、テーマ、プラグインをアップデート
WordPress本体、テーマ、プラグインを最新の状態に更新しておきましょう。
既に最新状態であれば、不要です。
更新後、サイトが問題ないことを一応確認しておきましょう。
PHPの互換性をチェック
サーバー側が提供しているPHPのバージョンを確認しておきましょう。
利用できるPHPのバージョンは、レンタルサーバーによって異なります。
最新の情報は、ご利用のレンタルサーバー管理画面等で確認してください。
エックスサーバーの場合、「ご利用いただけるPHPのバージョン」で確認できます。
2021年9月、利用可能なPHPバージョンは以下の通りです。

このとき私が使用していたPHPのバージョンは7.2.34なので、やはりアップデートが必要であることがわかります。
サイトのバックアップを作成する
バージョンアップの前に、万が一に備えてWordPressのバックアップをとっておきましょう。
バックアップがあれば何か起きた場合にサイトを現在の正常な時点に戻せます。
バックアッププラグインは無料でも沢山あるので、それらのうち1つを利用してバックアップをとっておきましょう。
私が使用しているバックアッププラグインは、「BackWPUp」です。
使い方は、こちらの記事が参考になります。
PHPを更新
サーバーパネルへログインし、「PHP Ver.切替」をクリックしてください。

現在のバージョンを確認し、変更希望のバージョンを選択してください。

今回は、推奨となっている「PHP7.4.13」を選択しました。
WordPressの動作確認
WordPressに不具合が生じていないか、以下のような点を確認しましょう。
- WordPressにログインできる
- サイトが正常に表示される
- 記事の編集ができる
✔️ 不具合が見つかった場合、以下の手順をお試しください。
・PHPのバージョンを戻す
・Wordpressにログインし、プラグインを全て無効化する
・PHPのバージョンを再び変更する
・Wordpressにログインできたら、プラグインを1つずつ有効化する
・不具合の原因となるプラグインが分かれば、代わりを探す・削除するなどで対応しましょう。
まとめ
本記事では、WordpressでPHPを更新する手順を紹介しました。
PHPを更新すれば、
Webサイトがより速くなったり、セキュリティが強化されてより安全になったりと、
自分のサイトが強化されます。
手順はそんなに難しいものではないので、本記事を参考に作業を進めてください。
- WordPress本体、テーマ、プラグインをアップデート
- PHPの互換性をチェック
- サイトのバックアップを作成する
- PHPを更新
- WordPressの動作確認
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